真心を込めたモノづくり。
今日は日頃、アルバイトをしていて思ったことを少々・・・。
私の勤めている会社は製造業で中小企業です。
生産品は全て工夫のもと、一部の特殊加工等を除き社内で全行程を行います。
社内で全行程できるのは非常に小回りが利き、効率が良く、管理体制もいいです。
それでも自分は何かが足りないと思っていました。
それが何か全くわからずに入社して早1年、ここに来てやっとわかった気がします。
きっかけは私のオートバイです。
この超簡素でなんの変哲も無い、ただのカブから何を学んだか。
それは本当になんでもないことです、でもすごく重要な意味を持ちます。
それは・・・・、
人のためのモノづくり。
この製品はいつか誰かの元に届いて、誰かに使ってもらうんだ。
それなら使う人が喜ぶような、とびっきり良いものを作ろうじゃないか。
そういう気持ちが込められているんだと、このカブから学んだのです。
本田宗一郎氏は人の役に立つバイクをと、このカブを生み出したのです。
そこにあるものはさっき書いた一言と同じ意味です。
人のためを思うモノづくりこそ、世に受け入れられるものなんだと思いました。
私はこれまで日々淡々と仕事をしてきました、人のためなんて全く考えずに・・・・。
でもこれからは皆さんが使った時に、「これはいいな!!」って言っていただけるような製品を作りたいと思います。
真心を込めたモノづくりの末に、壊れない神話ができたスーパーカブがあるのだと思います。
日本の技術はそこからできてきたんだなと思いました。
真心を込め、人のためを思えば、また昔のように日本にしかできない品質を出し、世に受け入れられるものができるのではないかと思います。
それが真のモノづくりだと思います。
ふと思ったことでした。。